楽活美刻―生きた芸術Ju Ming彫刻展示販売会

LocationMGM COTAI
Jan 8 – Apr 7, 2019

MGMは、ジュ・ミン「リビングワールド」彫刻販売展を開催しました。本展では、世界的に高く評価されているアーティスト、ジュ・ミン(Ju Ming)の代表作「リビング・ワールド」シリーズをMGM COTAIで紹介しました。色彩豊かな彩色木彫、黒と白で仕上げた木彫、さらにレリーフ作品など40点以上の個性的な木彫作品が展示されました。

「リビングワールド」シリーズは、ジュ・ミンを代表する作品シリーズのひとつです。多文化の影響を受けながら30年以上にわたり発展してきたシリーズで、木材やステンレスといった伝統的・現代的な素材が用いられています。なかでも木彫作品は特に重要で、丸太を直接彫り進める鋭いタッチが、唯一無二の存在感を生み出しています。

色彩木彫作品(リップリングギャラリー)色鮮やかな彩色木彫から「リビングワールド」シリーズが始まりました。若い頃、彩色彫刻の技法を学んでおり、この伝統的な技を受け継ぎながら制作を続けています。作品では、昔ながらの木彫技法に、現代的で抽象的な表現を組み合わせることで、社会の姿や人々の暮らしを描き出しています。また、親孝行を重んじる中国の伝統的な価値観を作品に込めている点も特徴です。

白黒彩色木彫・木彫レリーフ作品(ローミング・ギャラリー)その後、ジュ・ミンは作品の中心を白と黒で彩色した木彫や、木を彫り込んで作るレリーフ作品へと移していきました。また、あえて彩色を施さず、木そのものの色を生かした作品も制作しています。白黒の限られた色だけを使うのは、余計な装飾をそぎ落とし、彫りの表現そのものに視線を集中させるためです。作品に描かれた人物の動きやしぐさ、その本質をよりくっきりと浮かび上がらせることを意図しています。

ステンレススチール彫刻(フローティングギャラリー)ジュ・ミンは、ステンレスの板をねじったり丸めたりすることで、金属でありながら硬さとやわらかさが同時に感じられる独特の表現を生み出しています。これは、彼の木彫作品にも通じる魅力です。

シリーズの特徴「リビングワールド」シリーズ全体を通じて、ジュ・ミンは「人と人との関係」をテーマにしています。アートを日常に溶け込ませ、そして日常の中からアートを見つけるという考え方を大切にしており、これはMGMが掲げる「アートをより身近に」という理念とも深く一致しています。

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