
このインスタレーションの原型は、張芸謀( ZHANG YI MOU)がマカオで初めて演出を手がけた常設公演「Macau 2049」 に由来しています。1年以上にわたる緻密な設計と改良を重ねて制作されたこのライオン像は、中国古代の玉(ぎょく)、古代エジプト彫刻、そしてピクセル表現といった多様な文化を融合し、古代と現代の美をあわせ持つ姿となりました。本インスタレーションは、3,988枚の金塊で構成されており、先進的な制御システムとデータプログラミングによって、機械的に反転するマトリクス構造と、ダイナミックな映像表現を実現しています。
