中国新疆皇家工房
清朝 (1644/1911) 乾隆時代(1736-1795)
315 x 170センチ
非対称の結び目(ペルシア結び)
綿の経糸と緯糸をシルク、銅メッキの糸に織り込む
良好な保存状態、ほんの一部分面積の毛足が短い、金属糸の損傷がない
出版:
「CINA 1644-1911, Tappeti di Seta e di Metallo dalla Città」、Textilia、1998
「The Flower of Buddha, Silk and Metal Carpets from the Forbidden City」、Textilia、2006年、第46ページ、番号 n°3
展示:
1998年5月15日から7月31日まで、ローマTextilia
「CINA 1644-1911, Tappeti di Seta e di Metallo dalla Città」
所蔵歴:
ニューヨークY.B Bolour個人所蔵
ローマTextilia
ボストンChristopher Feeley個人所蔵
ニューヨークNazmiyal Collection
清朝の皇室絨毯
清朝の皇室絨毯に描かれた柄のモチーフは、古くからの伝統に基づいており、道教、儒教、仏教およびシャーマニズムの要素を組み合わたことで、多くの解釈と意味合いを持っています。
絨毯は、魔法の品物として見なされ、宗教や儀式と結びついた厳粛でファンタジーの空間を作り出します。古代ヒンズー教の経典では、経糸と緯糸が絡み合った絨毯は、「宇宙の領域にいるすべての生き物は、まさに糸と結び目で繋がっている」という世界の比喩です。